工場排水分析 → 法改正の事前アナウンス → 排水処理設備対策工事 → アフターフォロー
水質汚濁防止法改正に伴い新たな物質(1.4-ジオキサン)の水質浄化が必要となり、その排水濃度等の現状把握や新たな排水処理設備の設計・施工、その後のアフターフォローを対応した事例となります。
お客様名
B社 民間製造工場 栃木県
内 容
工場排水分析・水質汚濁防止法改正に伴うコンサルタント・排水処理設備工事・排水処理メンテナンス
期 間
2016年4月~2017年4月 1年1か月間
水質汚濁防止法改正に伴い新たな物質(1.4-ジオキサン)の排水基準が該当することが判明。お客様へ情報提供を行い、現状の水質把握、その後の対策として当社で排水処理設備設計・施工、そして導入後のメンテナンスまでトータル的にサポートしてほしいというご相談でした。
水質の現状把握
現状に合った排水処理設備プランの検討
設備導入後の維持管理方法検討
製造現場から放流先まで細かく水質把握実施。1回の結果ではデータの信頼性が不足するため長期(1年間)にわたり把握しました。
新たな物質の為、処理方法も確立されておらず、社内で処理プランを検討。現地実機テストを繰り返しながらプランを検討しました。検討時はお客様と密に打合せを重ね、お客様のご要望も盛り込みながら処理フローを作成しました。
常に安定した排水処理設備を運転をするには設備のメンテナンスが不可欠です。安定した運転の為の管理方法をお客様と検討しました。
社内で多くの条件を加味した分析データをもとに詳しく解析できました。
解析データと現地実機テストを積み重ね、お客様と打合せを行うことで実機を想定した最適で確実なプランを提供ができました。
お客様にとっては初めての設備運用の為、運転管理方法をお客様と密に協議しながら進めることができました。
お客様が一番ご心配されていた新たな物質の排水基準順守がお手伝いできました。現状把握から設備プラン計画、設備工事施工、そして、アフターフォローも含めて、トータルソリューションとして提供できました。
営業担当者コメント
新たな物質の水処理提案ということで、難易度の高い排水処理設備を作ることに不安がありましたが、お客様に寄り添い、一緒に作り上げることができ、お客様からも大変感謝されました。
現在もアフターフォローや生産量増強に伴う新たな排水処理設備工事のお手伝いをさせて頂き、長きにわたりお客様の排水処理設備運転のお手伝いをさせて頂いております。