原因調査(異物分析) → 薬品開発 → 化学洗浄作業
お客様より配管詰まりの相談を頂き、原因調査を行ったところMAP(リン酸マグネシウムアンモニウム)が原因と判明しました。
配管詰まりを解消するための洗浄薬品を開発し、洗浄作業も併せて当社で実施しました。対策を図って見事配管詰まりを解消した事例です。
お客様名
公共施設 栃木県内
内 容
異物成分分析・洗浄剤開発・化学洗浄
期 間
2018年1月~2018年3月 3か月間
下水処理場で発生する汚泥中の成分で生成されたMAP(リン酸マグネシウムアンモニウム)が送泥管で頻繁に閉塞してしまい、その閉塞を解消したいというご相談でした。
異物の成分と発生原因の把握(異物成分分析)
洗浄薬品開発と洗浄方法の検討
洗浄作業の実施(化学洗浄工事)
異物を現地採取し、社内にて成分分析を実施。分析結果から発生原因、対策までを提案しました。
異物成分と実際の異物サンプルを用いて、適切な洗浄薬品の開発と溶解試験を繰り返しながら洗浄時の注意点などを検討しお客様へ提案しました。
提案した洗浄薬品を製造し、当社で現地化学洗浄作業を実施しました。
社内で成分分析を実施したことで確実な現状把握ができました。
社内で洗浄薬品開発したことで現地洗浄方法の注意点なども準備できました。
洗浄方法の注意点などが事前に把握できたことでリスクを想定し、現地作業がスムーズに行えました。
異物成分把握から洗浄薬品開発、洗浄作業まですべて社内で進めたことから課題解決を確実に進めることができました。開発・製造した洗浄薬品を実際に現地で使用する際は細心の注意を払いながら実施し、無事、詰まりを解消できました。
営業担当者コメント
最初、お客様からは異物による詰まりにお困りである相談を頂いたことがスタートでした。
そこからお困りごとの解決まですべてお手伝いできたことは、お客様に大変感謝され、今後も頼りにしてもらえる仕事であったと思います。
当社地元の公共施設にてお役に立てたことは良かったです。