Interview06
技術職自分が変われば未来も変わる。
失敗を恐れずチャレンジしよう。
薬品部/副課長 K.Ohashi 2004年 新卒入社
Profile
薬品の製造および販売後のアフターサービスなどを担当。自作のマニュアルを使った丁寧な説明と穏やかな話し方で後輩からの信頼も厚い。分析から薬品製造まで幅広い知識と経験を持ち、平成理研の中核を担うプロフェッショナル。
現在の業務内容は?
自社での薬品の製造・販売とお客様への
アフターサービスをメインに担当
私たちが作る薬品は、工場にあるボイラーなど設備に対しての保全をするための薬品です。こういった設備には必ず、冷却や循環のために水が使用されているのですが、その水の成分バランスによって錆や腐食が起こり、設備やパイプの穴あきに繋がってしまうんです。そういったことを予防するために、水の成分バランスを整える水処理薬品が中心となります。
設備の状態やお客様の要望を確認しながら、薬を製造するのですが、開発に関しては、ある程度組成のわかっているもので約1年。ゼロから生み出そうとすると5~6年かかるものもありますね。
また、もっと広い視野で見れば、私たちが作る薬品は錆だけではなく、レジオネラ属菌などの繁殖を防ぐ効果もありますのでそういった菌の繁殖リスクのある場所に関わる方々の健康を守ることにもつながっています。
薬品製造に携わることになった経緯は?
「薬品部」への異動をきっかけに、新たな分野へチャレンジ
この業界に入ろうと思ったきっかけは、学生時代にニュースで見た、毒物事件が大きく影響しています。
普段目にしている透明な水であっても、それが「飲める水」なのか「飲めない水」なのかは見た目だけではわからないですよね。それを化学の力で分析できるのは凄いことだなと思って、人々の健康を守ることにもつながる、分析の世界に進むことを決めました。
その後、平成理研に入社して約10年が経った頃、「薬品部」に異動することになったのですが、初めての部署に行くことに対して、正直不安な感情はありました。でも同時に、何もしていないうちからNOと言うのは絶対に違うという思いもあったんです。
1年・2年経験をした上で、「やっぱり違うな…」と感じてしまったなら、それはしょうがないと思いますが、やってもみないでNOと言う選択肢は自分に無かったので、新しい部署にチャレンジすることにしたんです。
今後の目標は?
後輩を育てながら、自己成長も目指す
次のステップとして、自分自身のスキルアップはもちろんですが、今後は後輩の育成にも力を入れていきたいと考えています。
薬品部にはまったく違う分野から異動してくる方も多いので今まで化学の経験が無い方にも、できる限り内容を噛み砕いてわかりやすく説明できるように資料を作ったりしています。相手に教える立場ではありますが、自分が勉強しているような感覚で、今でも学びは多くありますね。
また、平成理研の特徴として「ものすごく人が良い」というのがあります。誰かが困っている時に、みんなが声をかけ合うのは当たり前の光景ですし、そんな人達と一緒に働けるのが、純粋に楽しいというのはありますね。
Daily Schedule
1日のスケジュール
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8:30出社
朝礼、お客様先に出発
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9:00お客様先を訪問
午前中の訪問先(2~3件)で作業
※1件あたりの平均作業時間:15分~30分程度 -
12:00お昼休憩13:00次のお客様先に出発
午後の訪問先(2~3件)で作業
16:00帰社分析結果の報告書作成・事務処理
17:30退社